CURRICULUM GUIDE

学習指導要領とのつながり

キミのミライ・ラボの教材を学校で活用するときに、どの学習内容と関係するかを見通すための概要です。小・中・高等学校の保健学習を中心に、情報活用能力や学校保健とのつながりも整理しています。

このページの位置付け
学習指導要領の記載を教材へ一対一で割り当てるものではありません。実際の指導内容・学年・時数は、学習指導要領とその解説、学校の教育課程、児童生徒の発達段階を確認して決めてください。

THREE PERSPECTIVES

三つの視点で確認します

健康に関する教材でも、すべてが保健体育科の授業内容に直接位置付くわけではありません。教科の学習、教科横断的な力、学校全体の健康教育を分けて考えます。

1

保健領域・保健分野・科目「保健」

心身の発達、疾病予防、喫煙・飲酒・薬物乱用、精神疾患、性に関する健康など、各学校段階で示された内容との関係。

2

教科等横断的な資質・能力

情報活用能力、情報モラル、問題発見・解決能力など、複数の教科や活動を通して育てる力との関係。

3

特別活動・学校保健・個別支援

保健指導、健康相談、学校行事、家庭や地域との連携など、教育課程内外の学校教育活動との関係。

SCHOOL STAGES

学校段階ごとの主な内容

現行の学習指導要領解説をもとにした概観です。ここでは、キミのミライ・ラボと関係が深い内容だけを抜き出しています。

学校段階主な学習内容関連しやすいコンテンツ
小学校体の発育・発達、心の発達と不安や悩みへの対処、病気の予防、生活習慣、喫煙・飲酒・薬物乱用と健康、地域の保健活動など。こころを知るMAMORU、食事・睡眠・歯と口など
中学校健康な生活と疾病の予防、生活習慣病、喫煙・飲酒・薬物乱用、感染症、心身の機能の発達と心の健康、傷害の防止、健康と環境など。MAMORUこころを知るHPV自分と相手を大切にする
高等学校現代社会と健康、安全な社会生活、生涯を通じる健康、健康を支える環境づくり。精神疾患、感染症、意思決定・行動選択、保健・医療制度なども扱います。こころを知るHPV自分と相手を大切にするアンチ・ドーピング

SCHOOL-WIDE ACTIVITIES

学習指導要領とあわせて確認したい学校の取組

学校の健康教育には、教科で学ぶ内容に加え、学校保健計画に位置付けて実施する教室や、学校の教育活動全体で進める取組があります。

薬物乱用防止教室の開催

MAMORU関連
中学校・高等学校

学校保健計画に位置付け、すべての中学校・高等学校で年1回は開催することとされています。

小学校

地域の実情に応じて、薬物乱用防止教室の開催に努めることとされています。

教科等とのつながり

体育科・保健体育科、特別活動等での指導と関連性・継続性を持たせることが大切です。教室1回だけで学習を完結させるものではありません。

外部専門家との連携

学校薬剤師、警察職員、医師、麻薬取締官OBなど、地域の専門家や関係機関との連携が示されています。

令和5年度改訂の「薬物乱用防止教室マニュアル」では、どの学年でも年1回受講できるようにすることが望ましいとされ、開催時期は保健体育科・特別活動等の指導との関連や継続性を考慮して決めるよう示されています。

CONTENT MAP

教材を選ぶときの見方

「どの教科に入るか」だけでなく、授業の導入、考える活動、調べ学習、相談先の確認など、使う目的から選びます。

こころ・ストレス・相談

心の健康、不安や悩みへの対処、精神疾患の予防と回復などと関係します。

  • 感情を評価せず、今の状態に気付く
  • 小さな対処を選ぶ
  • 生活への影響が続くときは相談する

薬物・たばこ・飲酒・医薬品

疾病予防、喫煙・飲酒・薬物乱用と健康、意思決定や行動選択などと関係します。

  • 知識だけでなく場面から考える
  • 断る・離れる・相談する選択を知る
  • 医薬品の適正使用と乱用を区別する

性・感染症・生涯を通じる健康

心身の発達、感染症予防、思春期と健康、生涯の各段階における健康などと関係します。

  • 本人の意思と権利を尊重する
  • 予防・検査・医療へのつながりを知る
  • 学年と発達段階に応じて扱う

デジタル・AI・スマホ・ゲーム

情報活用能力と情報モラルを中心に、健康、生活習慣、安全、人権などを横断します。

  • 情報を確かめる
  • 生活やこころへの影響に気付く
  • 困ったときの対処と相談を知る

生活習慣・体のサイン

健康な生活、疾病予防、生活習慣、心と体のつながりなどと関係します。

  • 正常・異常だけでなく、いつもの自分を知る
  • 改善を強制せず小さな観察から始める
  • 症状が続く場合の相談先を示す

学校健診・健康相談

学校保健活動、健康相談、保健指導と結び付けて活用できます。

  • 健診項目の目的を知る
  • 結果を成績のように扱わない
  • 結果用紙をもとに相談につなぐ

OFFICIAL SOURCES

確認に使う公的資料

授業案や配布資料を作る際は、この概要だけで判断せず、該当する学校段階の本文・解説を確認してください。

中学校学習指導要領解説

「健康な生活と疾病の予防」「心身の機能の発達と心の健康」などの具体的な取扱いを確認できます。

保健体育編を見る(PDF)↗

公的資料の確認:2026年8月26日