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約20分
学校から届いたHPVワクチンのお知らせを親子で読む漫画
親子で約20分
全8話+確認クイズ※もっと詳しく知りたい方向けの補足資料もあります
放課後にお知らせを受け取り、家で親子が一緒に調べようと話す3コマ漫画
📄
学校から届いたお知らせをきっかけに、親子で一緒に学ぶことにしました。

知らないことを、すぐに決めなくて大丈夫。まずはHPVとHPVワクチンについて知るところから始めましょう。
この親子と一緒に学びましょう。

第1話「これ、なに?」
放課後・教室
👩‍🏫 👧
先生
「おうちの人と一緒に読んでくださいね。」
帰り道
🎒 📄
主人公
「HPVワクチン…? 聞いたことない。」
家に帰って
👧 👩
親子
「実は私もよく知らないんだよね。」
「一緒に調べてみようか。」

知らないことを、すぐ決めつけない。
まず親子で一緒に知るところから始めます。

02 / HPVって何?第2話 HPVって何?スマートフォンからモジャピーが登場する3コマ漫画
🦠
HPVは、男女ともに感染する可能性がある身近なウイルスです。

感染しても、多くは免疫の力で自然に排除されます。感染したこと自体で、誰かを責めるものではありません。

HPVは、
実はとても身近

HPVは、特別な人だけが感染する?


03 / 感染のしかた第3話 感染って?親子で感染経路のカードを考える3コマ漫画
💬
HPVは主に性的な接触によって感染します。

握手や食事、お風呂、くしゃみなど、通常の日常生活で感染するウイルスではありません。恥ずかしい話ではなく、からだを守るための健康の話です。

主な感染のきっかけになるのは?

親子で相談しながら分けてみましょう。

主な感染のきっかけ
ふだんの生活で心配しなくてよいこと
04 / どうして? 第4話 どうしてワクチン?
🌱
HPVに感染しても、必ずがんになるわけではありません。

多くの感染は自然に排除されます。一部では感染が長く続き、細胞が少しずつ変化して、子宮頸がんにつながることがあります。

感染したあとには、
分かれ道があります。

「感染=がん」ではありません。多くの感染と、一部で起こる変化を分けて見てみましょう。

🦠 HPVに感染
MOST CASES 多くは自然に排除

免疫の働きによって、ウイルスが自然に体からいなくなります。

SOME CASES 一部では感染が長く続く

持続感染した一部で、時間をかけて細胞が変化することがあります。

1感染が長く続く一部で持続感染が起こります
2細胞が少しずつ変化する途中で自然に元へ戻ることもあります
3前がん病変がんになる前の細胞の変化です
4さらに一部が子宮頸がんへすべての人がここまで進むわけではありません

子宮頸がんは、どのくらい身近?

1クラス約35人の女子クラスを、2クラス並べて考えてみます。

2クラス、合計約70人を表すピクトグラムです。

日本では

子宮頸がんは、若い世代の将来にも関係する病気です。

約1.1万人日本で1年間に
子宮頸がんになる女性
約3,000人1年間に
子宮頸がんで亡くなる女性
約900人30歳代までに、子宮頸がんの治療で
子宮を失う女性

出典:厚生労働省「HPVワクチンについて知ってください」(2026年2月改訂版)
厚生労働省の情報提供資材を見る ↗

だから、予防について知っておこう。

子宮頸がんには、原因となる感染を防ぐ方法と、変化を早く見つける方法があります。

💉HPVワクチン

子宮頸がんの原因となるHPVへの感染を予防します。

🔎20歳からの子宮頸がん検診

細胞の変化を早く見つけるために、定期的に受けることが大切です。

ワクチンだけですべてを防げるわけではありません。
ワクチンと検診には、それぞれ異なる役割があります。

05 / ワクチンのしくみ 第5話 ワクチンって何してるの?
🛡️
ワクチンは、体がHPVに備えるためのものです。

しくみを、3つの流れで見てみましょう。

ワクチンは、
どうやって備える?

図をクリックして、順番に見てみよう0 / 4

中央の人の体が、HPVに備えていく様子を見てみましょう。

ワクチンに含まれる型のHPV感染を防ぐイメージです。すべてのHPV感染を防ぐものではありません。

Q / 確認クイズ
06 / 気になること第6話 気になること
📚
効果だけでなく、接種後に起こることがある症状や相談先も確認しましょう。

接種した場所の痛みや腫れ、頭痛、発熱などが起こることがあります。まれに重い症状も報告されています。気になる症状は我慢せず医療機関へ相談してください。

判断に必要な情報を、
落ち着いて確認

接種は強制ではありません。効果とリスクの両方を知り、ご本人と一緒に考えることが大切です。

07 / 親子会議第7話 親子会議
💬
感じたことを、親子で相談してみましょう。

親子で思ったことを声に出して話してみましょう。その場で結論を出さなくても大丈夫です。
わからないことは相談しましょう。

感じたことを、
話してみよう

わからないことは、一人で悩まなくて大丈夫。

まずは、お互いの考えを聞いてみましょう。

わからないことや心配なことは、かかりつけ医や接種した医療機関に相談できます。
また、自治体や国の相談窓口でも、予防接種に関する相談を受け付けています。

🩺
かかりつけ医・接種した医療機関接種や体調について相談できます。
🏥
自治体の予防接種相談窓口制度や接種方法などを相談できます。
自治体の案内から、予防接種の相談窓口を確認できます。
🏫
学校・教育委員会接種後の症状による学校生活や学習面の困りごとを相談できます。
☎️
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口HPVワクチンを含む予防接種全般の相談ができます。感染症・予防接種相談窓口(0120-995-956)
全国の相談先を確認 →
08 / 未来の自分へ第8話 未来の自分へ
🌱
ちゃんと知ってから考えることが大切です。

今日すぐに結論を出す必要はありません。分からないことは相談し、必要ならまた親子で話しましょう。

親子でHPVとHPVワクチンについて学んだことを記念する修了証

この画像は接種の証明ではなく、親子で学んだことを記念する修了証です。

REFERENCE / 補足資料

もっと詳しく
知りたい方へ

HPVワクチンの効果、限界、接種方法、接種後の症状、相談先を詳しく確認できます。本編の進捗には含まれません。

ワクチン博士、ワクチンの盾、免疫キャラクター
大切なこと:接種は強制ではありません。効果とリスクを理解し、本人と保護者が相談して決めます。個別の体調や接種可否は医療機関へご相談ください。
WATCH

短い動画で知る

HPVについての疑問を、60秒以内のQ&A動画で確認できます。動画は別ページで、タイトルやキーワードから探せます。

60秒Q&Aを見る
ASK

気になること、聞いてみる?

HPVやHPVワクチンについて、気になることを匿名で送れます。

匿名で質問する

1. HPVと関係する病気

HPVは男女ともに感染する可能性がある一般的なウイルスです。多くは自然に排除されますが、一部で感染が長く続くと、子宮頸がんのほか、肛門がん、陰茎がん、中咽頭がん、尖圭コンジローマなどに関係することがあります。

2. ワクチンの効果と限界

9価HPVワクチンは、子宮頸がんの原因の80~90%を占める7種類のHPV感染を予防します。ただし、すべての高リスク型を防ぐものではなく、すでに感染したHPVを排除・治療するものでもありません。

接種後も検診は必要です

ワクチンを接種していても、20歳になったら定期的な子宮頸がん検診を受けることが大切です。

3. 接種対象・回数・時期

日本の定期接種は小学校6年~高校1年相当の女子が対象です。2026年4月から公費の定期接種は9価ワクチンです。

  • 15歳になるまでに1回目:通常2回。標準的には6か月間隔
  • 15歳以降に1回目:通常3回。標準的には初回、2か月後、6か月後

接種場所や費用、実施方法は自治体へご確認ください。

4. 接種後に起こることがある症状

9価ワクチンでは、接種部位の痛みが50%以上、腫れ・赤み・頭痛などが10~50%未満とされています。発熱、疲労、めまい、吐き気などが起こることもあります。注射への緊張や痛みをきっかけに失神することがあるため、接種後は座って様子を見ます。接種後に気分が悪くなったり、めまいを感じたりしたら、無理に立ち上がらず、すぐに医療スタッフへ伝えてください。

まれに重い症状も報告されています。気になる症状や体調変化があれば、我慢せず接種した医療機関などへ相談してください。

5. 安全性の考え方

ワクチンの開発時には国内外の臨床試験が審査され、接種開始後も副反応が疑われる事例が収集されています。報告は因果関係を問わず集められ、専門家による分析・評価が継続されています。

「絶対に安全」と断定するのではなく、期待される効果と起こりうる症状の両方を知って判断することが大切です。

6. 救済制度・相談先

定期接種による健康被害が接種によるものと厚生労働大臣に認定された場合、予防接種健康被害救済制度による給付があります。申請は接種時に住民票があった市町村へ相談します。

接種後の症状が続くとき

まず、接種した医療機関やかかりつけ医へ相談できます。必要に応じて、各都道府県で選定されているHPVワクチン接種後の症状に対応する協力医療機関につながる仕組みがあります。協力医療機関の受診については、接種した医師またはかかりつけ医へ相談してください。

  • 接種した医療機関・かかりつけ医
  • 市区町村の予防接種担当窓口
  • 都道府県の相談窓口
  • 学校の養護教諭・信頼できる先生

厚生労働省「接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」↗

7. よくある質問

必ず接種しなければいけませんか?

接種は強制ではありません。本人と保護者が効果とリスクを理解したうえで決めます。

将来の妊娠に影響しますか?

HPVワクチンが将来の妊娠に影響するという科学的根拠は確認されていません。個別の不安は医療機関へご相談ください。

男の子も接種できますか?

男の子もHPVに感染します。男性への接種については、使用するワクチン、費用、自治体の助成制度などを医療機関や自治体へご確認ください。

接種後も検診は必要ですか?

必要です。ワクチンですべての高リスク型を防げるわけではありません。