呼びかけても反応がない
肩をやさしくたたいて呼びかけても、目を開けない、返事がない。
EMERGENCY & FIRST AID
突然、誰かが倒れた。呼びかけても反応がない。
そんなとき、全部を一人で判断しなくて大丈夫です。
実際の緊急時
周囲の安全を確認してください。大人がいなくても、自分で119番してかまいません。大人を探したり、このページを読み進めたりするために通報を遅らせないでください。
反応がある人にも、強い息苦しさや突然の激しい症状など、119番が必要な場合があります。息苦しいという理由だけで胸骨圧迫をするわけではありません。
胸骨圧迫・出血などの手当を確認する ↓5 CHAPTERS
病名を当てるためのページではありません。異変に気づき、必要な助けにつなぐための基本を確認します。
CHAPTER 1
近づく前に、道路、火、電気、水辺などの危険がないか確認します。危険な場所へ無理に入らないでください。反応がない、普段どおりの呼吸ではない、ひどいけがなどでは、周囲へ助けを求め、ためらわず119番してください。
肩をやさしくたたいて呼びかけても、目を開けない、返事がない。
息をしていない、あえぐような呼吸、急に強く息苦しそうな様子がある。
出血が多い、高い場所から落ちた、交通事故にあったなど、強い衝撃やけががある。
薬を大量に飲んだ、またはその可能性があるときは、症状がなくても一人で様子を見ず、すぐに119番へ状況を伝えてください。本人を一人にせず、自己判断で吐かせたり、水や牛乳を飲ませたりしないでください。
薬の箱やシート、飲んだ時刻・量など、分かることを救急隊に伝えます。調べたり集めたりするために、通報や手当を遅らせないでください。
CHAPTER 2
実際の電話にはつながりません。練習や確認のために、本物の119番へ電話をかけないでください。本当に救急車や消防車が必要なときは、ためらわず119番してください。
119番へ電話すると、指令員が必要なことを順番に質問します。分かる範囲で答え、電話を切らずに案内を聞きます。
練習画面には、本名・住所・電話番号を入力しません。
画面の中で、指令員とのやり取りを練習します。
CHAPTER 3
一人で全部を行う必要はありません。周囲に人がいれば、具体的に頼んで役割を分けます。
道路、火、電気、水辺などの危険を確かめます。自分が危険な場所へ入らないでください。
周囲に人がいれば「あなたは119番を」「あなたはAEDを」と具体的に頼みます。一人なら自分で119番します。
反応と呼吸に応じた心肺蘇生や、出血への手当を行います。指令員の案内を聞きながら対応できます。
ほかに人がいれば、入口などで案内してもらいます。案内のために必要な手当を中断しないでください。
胸骨圧迫を始め、119番の指令員の案内を聞いてください。
成人への胸骨圧迫:胸の真ん中に手の付け根を置き、両手を重ね、胸が約5cm沈む強さで、1分間に100~120回のテンポで押します。押したあとは胸が元に戻るようにし、中断をできるだけ短くします。
人工呼吸ができない、ためらう場合は、胸骨圧迫を続けてください。子どもや乳児への手当など、状況に合った対応は指令員の案内を聞き、講習でも学べます。
ほかに人がいれば、その人に頼みます。一人の場合は、すぐ近くにあると分かっているAEDを取りに行けます。遠くまで探し回って、通報や手当を遅らせないでください。
AEDは必要な電気ショックを機器が判断します。「ショック不要」という案内でも、反応や普段どおりの呼吸が戻っていなければ、案内に従って胸骨圧迫を再開します。
119番へ通報し、清潔な布やガーゼを傷口に当て、しっかり押さえます。血液に直接触れないよう、手袋やビニール袋などで手を覆ってください。
119番の指令員に伝え、呼吸を見守ります。呼吸の状態が変わったときも、すぐに伝えてください。体の動かし方などは、けがの状況も伝えながら案内を聞いてください。
CHAPTER 4
意識がない、普段どおりの呼吸ではない、突然の強い症状やひどいけがなど、緊急性が高いと感じたら119番します。
相談窓口を先に使う必要はありません。救急車を呼ぶか、すぐ病院へ行くか迷う場合に、実施地域では専門家へ相談できます。
地域によって利用できる番号や時間が異なります。保護者が、休日・夜間の子どもの症状や受診について小児科医師・看護師へ相談できる窓口です。
命の危険がある場合は119番です。CHAPTER 5
TAKE HOME
緊急なとき、うまくできなくても、一人で抱えなくて大丈夫です。周囲へ助けを求め、119番の指令員へ分かることから伝えてください。その行動が、命をつなぐ一歩になります。
OFFICIAL SOURCES
情報確認・更新日:2026年10月15日